格安SIMでも普通に電話できるの?
「格安SIMに乗り換えたいけど、電話が使えなくなるのでは?」
そう不安に思う方は少なくありません。
結論から言うと、格安SIMでも電話は問題なく使えます。
ただし、「どのアプリ経由でかけるか」「かけ放題を付けるか」で料金や品質が変わります。
本記事では、
- 通話の仕組み
- 通話品質の違い
- かけ放題オプション
- 通話を快適に使うコツ
を初心者の方にもなるべくわかりやすくまとめてみました。
結論:格安SIMでも電話は可能!主に2種類の通話方式がある
格安SIMの通話には、主に以下の2種類の方式があります。
| 通話方式 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| ① 通常音声通話(電話回線) | docomo・au・SoftBankの回線を利用 | 品質が安定。番号そのまま使える |
| ② IP電話(データ通信) | 専用アプリやVoIPを利用 | 通話料が安いが、通信状況で品質差あり |
多くの格安SIMでは、①の音声通話SIMを選べば、今使っている電話番号そのままで通話が可能です。
通話品質:大手キャリアとほぼ同等
格安SIMの音声通話は、基本的に大手キャリア(docomo・au・SoftBank)の回線を借りているため、
通話品質はキャリアとほぼ同じ水準です。
ただし、次のような差はあります。
| 項目 | キャリア | 格安SIM |
|---|---|---|
| 通話品質 | 高品質(VoLTE対応) | ほぼ同等(同じVoLTE対応) |
| 通話の安定性 | 高い | 稀に遅延がある |
| 通話アプリ | 標準電話アプリ | 専用通話アプリ利用の場合あり |
音声品質に関して大手との差はほとんど感じないレベルのところも多いです。
かけ放題オプション比較
格安SIMでも、「通話定額」や「かけ放題」オプションが用意されています。
通話中心の人は「完全かけ放題」付きプランを選ぶのがお得。
一方で、LINE通話メインの人はなどデータ型通話でも十分です。
通話を快適に使うコツ3つ
- VoLTEを有効にする
→ 設定でオンにしておくと、通話品質が安定。 - 専用アプリを正しく使う
→ 「専用通話アプリ」が用意されている場合は、そのアプリ経由でかけると通話料がお得に。 - Wi-FiをOFFにして通話する
→ 通話中にWi-Fi経由だと不安定になる場合があるため、4G/5G回線で通話推奨。
よくある質問(Q&A)
Q1:LINE通話だけでもいいの?
→ 家族・友人との通話なら問題ありません。ただし、SMS認証や固定電話への発信が必要な人は音声通話SIMが必須です。
Q2:番号そのままで乗り換えられる?
→ 可能です。MNP手続きを行えば現在の電話番号をそのまま使えます。ワンストップ方式なら乗り換え先のページですべての手続きが完了します。
Q3:通話中にデータ通信はできる?
→ VoLTE対応端末なら通話とデータ通信の同時利用が可能です。
まとめ:通話品質は心配不要!用途に合ったプランを選ぼう
- 格安SIMでも電話は問題なく使える
- 音声通話SIMを選べば番号そのまま利用可能
- 通話頻度が多いなら「かけ放題オプション」がお得
- LINE通話中心ならデータ型でも十分