格安SIMへの乗り換え、注意しないと損をする?
「格安SIMに変えればスマホ代が安くなる!」
そう思っていざ乗り換えたものの、通信速度が遅い・番号が使えない・手続きが複雑……
というトラブルも少なくありません。
でも安心してください。
これらのトラブルは事前に7つのポイントを押さえるだけで確実に回避できます。
この記事では、初心者がつまずきやすい落とし穴を実例付きで解説します。
※掲載内容は執筆時点の情報に基づいており、最新の料金・サービス内容と異なる場合があります。最終的なご判断は公式情報をご確認のうえでお願いいたします。
注意点①:MNP予約番号の有効期限に注意
ワンストップ利用せずに乗り換える際には「MNP予約番号」が必要ですが、このMNP予約番号には有効期限(通常15日間)があります。
格安SIMによっては「残り10日以上ないと申し込み不可」というケースもあるため、取得→すぐに申し込みが鉄則です。
いま主流のワンストップ方式で乗り換えの場合は、乗り換え先のページ内で完結できるので特に気にする必要はありません。格安SIMへの乗り換え方法|初心者でも失敗しない3ステップ【完全ガイド】もどうぞ。
注意点②:SIMロック解除を忘れずに!
2021年以降はほとんどの端末がSIMフリーですが、古いスマホを使っている人は「SIMロック解除」が必要です。
解除しないまま格安SIMを差しても、「圏外」になることがあります。
解除方法(例)
- docomo端末 → My docomoで無料解除
- au端末 → My auで解除可能
- SoftBank端末 → My SoftBankで解除可能
店舗で依頼すると3,300円の手数料がかかるため、オンライン手続きがお得!
注意点③:支払い方法がクレジットカードのみの場合がある
格安SIMは、クレジットカード払い限定の会社が多いです。
口座振替やデビットカードが使えない場合もあるので、申し込み前に必ず確認しましょう。
注意点④:通信速度は時間帯で変わる
格安SIMは「大手回線の一部を借りて」運営しているため、昼12時〜13時台などは速度が遅くなりやすいです。
対策:
- SNSや動画をよく使う人は「ahamo」「LINEMO」「UQモバイル」などサブブランド系を選ぶ
- 通勤中や昼休みによく使うなら、混雑時でも安定する回線を選ぶのがベター
注意点⑤:キャリアメールが使えなくなる
「@docomo.ne.jp」「@au.com」などのキャリアメールは、乗り換え後に使えなくなるのが基本です。
解決策:
- GmailやYahoo!メールを使う
- または「キャリアメール持ち運びサービス(月額330円程度)」を利用
重要連絡(銀行・通販・役所など)の登録メールは、乗り換え前に変更しておきましょう。
注意点⑥:本人確認書類の不備に注意
格安SIM申し込みでは、本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)の提出が必須です。
撮影が不鮮明だと審査落ちになることがあります。
審査を通すコツ
- 明るい場所で撮影(フラッシュなし)
- 有効期限内か確認
- 住所が現住所と一致しているか要チェック
注意点⑦:APN設定(初期設定)を忘れない
SIMを差し替えたあとに通信ができない場合、APN設定(アクセスポイント名)が未設定の可能性があります。
iPhoneの場合:
- プロファイルをダウンロードしてインストール
Androidの場合:
- 設定 → モバイルネットワーク → アクセスポイント名 → 新規作成
- 各社の公式サイトに記載されているAPN情報を入力
最近は「自動設定」対応SIMも増えているが、設定確認は必ず行おう。
まとめ:この7つを守れば、格安SIM乗り換えは怖くない!
| 注意点 | 対策まとめ |
|---|---|
| MNP予約番号の期限 | 取得後すぐに申し込む(ワンストップ方式の場合は不要) |
| SIMロック解除 | 事前にオンラインで無料解除 |
| 支払い方法 | クレカ推奨、非対応に注意 |
| 通信速度 | 混雑時に強い回線を選ぶ |
| キャリアメール | Gmail等に切り替え |
| 本人確認 | 写真の鮮明さ・住所一致 |
| APN設定 | SIM差し替え後すぐ確認 |
これらを意識するだけで、
格安SIM乗り換えはスムーズ&トラブルなし!