「毎月のスマホ代、もう少し安くならないかな？」
そう思ったことがある方におすすめなのが 格安SIM（かくやすシム） です。
名前はよく聞くけれど、「実際どういう仕組みなの？」「本当に安くなるの？」と疑問を感じている方も多いでしょう。
この記事では、初心者の方でも理解できるように、格安SIMの基本からメリット・デメリットまでを丁寧に解説します。
格安SIMとは？
格安SIMとは、大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンクなど）の通信回線を借りて、
自社ブランドとして安価にサービスを提供している通信会社 のことを指します。
たとえば、
- 楽天モバイル
- povo（KDDI系列）
- LINEMO（ソフトバンク系列）
- IIJmio、mineo、イオンモバイル など
これらはすべて「格安SIM」に分類されます。
なぜ格安SIMは安いの？
理由はとてもシンプルです。
- 大手キャリアの回線を借りて運営しているため、独自設備のコストが不要
- 店舗運営や広告費を抑えているため、料金が安い
- オンライン手続きが中心で、人件費が少ない
その結果、毎月のスマホ代が 大手キャリアの半額以下になる ことも珍しくありません。
格安SIMのメリット
① 月額料金が圧倒的に安い
例）大手キャリア → 約7,000円
格安SIM → 約1,500〜3,000円
年間で 3〜5万円以上の節約 も可能です。
② プランが自由に選べる
- データ容量（1GB〜20GBなど）
- 通話オプションの有無
- SMS付き／データ専用など
自分の使い方に合わせた柔軟なプランが選べます。
③ 契約の自由度が高い
2年縛りや解約金がないプランが多く、気軽に乗り換えられます。
格安SIMのデメリット
① 通信速度がやや遅くなる時間帯がある
お昼や夜など、利用者が多い時間帯は通信速度が落ちることがあります。
② 店舗サポートが少ない
オンライン契約が基本なので、店舗対応を重視する人には不向き。
③ キャリアメールが使えない
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」などのメールは使えません。
ただし、GmailやLINEで代替可能です。
格安SIMが向いている人・向いていない人
| タイプ | 向いている？ | 理由 |
|---|---|---|
| スマホ料金を節約したい | ◎ | 月額が半分以下になるケースも |
| 自宅Wi-Fiがある人 | ◎ | モバイルデータをあまり使わない |
| 通信速度を重視する人 | △ | 混雑時に速度低下する可能性あり |
| 店舗でサポートを受けたい人 | △ | オンライン中心なので不便 |
格安SIMを選ぶときの3つのポイント
- 通信回線の安定性（ドコモ／au／ソフトバンク系）
- 自分に合ったデータ容量
- サポート・申し込みのしやすさ
迷ったときは「楽天モバイル」「povo」「LINEMO」あたりから始めるのが無難です。
まとめ：格安SIMはスマホ代を見直す最初の一歩
格安SIMは「安いけれど不便」という時代はもう終わりです。
通信品質も安定し、サポート体制も整いつつあります。
最初は少し不安でも、一度乗り換えれば
「なんで早く変えなかったんだろう」と感じる人が多いのが実情です。
